- 「子どもを伸ばす親」「伸ばせない親」の決定的な違い
- 親の関わり方次第で、子どもの可能性は無限に広がる
- 親も頑張る姿を見せることで、子どもはさらに伸びる
子どもがスポーツを頑張る姿って、応援したくなりますよね。
「どうやって子どもをサポートすればいいのかわからない」
「どうやって関われば子どもが成長するかな??」
など、悩みは尽きないですよね。
親はどう関わればいいのか、わからないんだよね。
ほかの家は、どうやって乗り越えてるのかな?
この記事では、スポーツに熱中する子供との上手な関わり方お伝えしていきます。
「どうやって子どもをサポートすればいいのか分からない」そんな人は、ぜひ読み進めてくださいね。
スポーツに熱中する子供のために親ができるサポートとは
2019年にコカ・コーラが「スポーツをする子供のお母さんに聞く、イマドキお母さんの応援調査」という調査を実施し、93.6%のお母さんが子供をサポートしていることが明らかになりました。
働きながら家事や育児をこなし、そのうえ子供のスポーツのサポートもすると本当に大変ですよね。
どんなサポートをしているのか、紹介するね。
怪我をした際の通院
汚れた洋服の洗濯
お弁当づくり
スポーツ用品の手入れ
水筒やスポーツドリンクの準備
それ以外にも「用具の購入」「月謝の支払い」など金銭的なサポートもあり、親が負担に感じる場面も少なくありません。
「部活の応援に行くvs行かない派の言い分」でも解説しましたが、最近では中高生になっても親のサポートは続きます。
▼部活なのに保護者が応援!?最近の部活事情とは▼
スポーツで「伸びる子」と「伸びない子」で差が出る親子の関わり方
子どものうちは成長が早い子が上手だと言われますが、歳を追うごとに体格差はなくなっていきます。
「小学生のころは上手かったのに、中学に入ったら他の子に抜かされた」というのも、よくある話。
これから「スポーツで伸びる子」「伸びない子」の違いを解説していきますが、大人の声掛け次第で将来が左右してしまいます。
どんな態度で接していれば伸びる子に育つのか、詳しく解説していきます。
スポーツで伸びる子の3つの特徴
親なら「上手くなってほしい」と思うのは当然のことですが、スポーツで伸びる子を育てるためには温かく見守ることが大切。
過度な口出しをされずにスポーツを楽しめる子は、伸びる素質を持っています。
- 自分の力で挫折を乗り越えられる
- 自分で考えられる(判断できる)
- 練習中コーチの指示を実行しようと心掛ける
のちほど親子の関わり方を解説しますが、スポーツで伸びていく子は自主性がある子ばかり。
スポーツを楽しみ自分の力で上達しようとする子は、着々と技術を身に付けていける素質を持っています。
スポーツをしても伸びない子の5つの特徴
伸びる子には自主性が大切だと言いましたが、自主性がない子はある程度のところで技術向上が止まってしまいます。
- 上手くいかないこと、ダメなことを人のせいにする
- 親の指示通りに行動する
- ヘタなプレイをすると保護者に怒られる
- 親が勝手に適性を判断してしまう
- あまり好きではないスポーツを続けている
「誰かの言われた通り行動する」「やる気が続かない」状況では、なかなか上手くなれません。
親が過度な手出しや口出しをすると伸びない子に育ってしまうので、温かく見守ってあげましょう。
スポーツを頑張る子どもに親ができる7つの関わり方
「スポーツをしての伸びる子は自主性がある」とお伝えしましたが、どうすれば自主性が育つのか分からないですよね。
そこで、自主性を大切にしながら子供をサポートするために大切な7つのポイントを紹介します。
- 子供が楽しくなるまで褒める
- 結果よりも過程を大切にする
- 子供が主体であることを忘れない
- 中途半端な口出しはしない
- 親の気持ちや熱意を示す
- 子どもにプレッシャーを与える言動は避ける
- 親も競技のことを勉強する
さまざまなサポートをおこなっている保護者だからこそ「こうしなさい」と言いたくなる気持ちも分かりますが、子供の可能性を伸ばしてあげたいですよね。
今から7つの関わり方を紹介するので、どんな関わり方をしていけばいいのか一緒に考えていきましょう。
1.子供が楽しくなるまで褒める
スポーツをしていれば楽しいこともある反面、ツラくて逃げだしたくなるときもあります。
そんなときに「ああすれば良かったのに」とダメ出ししてしまうと、子供のやる気はなくなってしまいますよね。
「もっと上手になりたい」と思えば上達速度が上がるので、それまでは楽しむ気持ちを大切に育てていきましょう。
スポーツを楽しむことが上達への近道なので、ぜひ楽しさが見つかるまで褒めてあげてください。
2.結果よりも過程を大切にする
スポーツは勝負の世界なので、勝つときもあれば負けて悔しい思いをするときもあります。
頑張っても負けるときはあるので、そんなときこそ良かった部分を徹底的に褒めてあげましょう。
この前の試合よりも〇〇がうまくなっていたね
子どもが落ち込んでいるときこそ、頑張りを認めて励ましてあげましょう。
負けて悔しい思いをしたからこそ得るものもあるので、モチベーションを保つためにも過程を大切にしましょう。
わが家は3人の子供が同じ競技をしているので、大会の日に「満足できて喜んでいる子」「不満でムスッとしている子」両方います。
勝っても負けても練習を頑張っていたことに変わりはないので、良かった部分や次への課題を話すとやる気に繋がっているように見えます。
3.子供が主体であることを忘れない
どんなに親が必至でサポートをしても、子供がスポーツをしていることに変わりありません。
「上手くなってほしい」「諦めずに頑張ってほしい」という親の気持ちはわかりますが、やりたくないことを無理にやっても上達しません。
子どもが頑張りたいと思っているなら、無理に親の気持ちは押し付けずに子どもに任せましょう。
ある程度の判断を子どもに任せていくうちに、自分自身でどうすればいいのかを考えられるように成長していきますよ。
年齢にもよりますが、練習や試合に使うものの用意は子どもに任せましょう。
あくまでも子供が好きで続けているスポーツなので、「忘れ物をして恥ずかしい思いをする」なども経験させると同じ失敗を繰り返さなくなりますよ。
4.中途半端な口出しはしない
頑張っている子どもを見ていると、ついつい口出しをしたくなりますよね。
とても難しいことかもしれませんが、温かい気持ちで見守ることが大切なのではないでしょうか。
思春期に入ると難しい年ごろになるので、なおさら口出ししないことが大切です。
子どもの意思を尊重しながら、親も一緒に成長していくことがスポーツを一緒に楽しむ秘訣なのかもしれません。
5.親の気持ちや熱意を示す
子どもがスポーツを頑張れば頑張るほど、親も競技のことを好きになっていきますよね。
親が楽しんで応援していく姿を見ると、もっと頑張りたいと思うのが子供ではないでしょうか。
スポーツを親子共通の趣味にすることで話題もでき、普段から円滑なコミュニケーションがとれるようになりますよ。
わが家の子供たちも中高生になり、周りの子たちは反抗期真っただ中。
日頃からスポーツを通して会話することも多い我が家の子どもたちは、反抗期を迎えることなく今に至っています。
お互いの頑張る姿を知っているからこそ、仲良く過ごせているのかもしれないと思うようになりました。
6.子どもにプレッシャーを与える言動は避ける
頑張る子どもを応援しているうちに、プレッシャーを与えてしまっているかもしれません。
少なからず、子供に期待を抱いていませんか?
チームの中で1番上手になってほしい
将来はプロになってほしい
など、考え始めると応援にも熱が入ってきてしまいますよね。
スポーツを続けていく中で「迷い」「葛藤」「いらだち」などの壁にぶち当たるときもありますが、成長の機会だととらえて優しく見守ってあげてください。
スポーツを通して人としても成長できるので、のびのびと楽しめるといいですね。
7.親も競技のことを勉強する
子どもをサポートしていくと競技のことも自然に頭に入ってきますが、教えられるほど勉強するわけではありません。
技術面はコーチに任せられますが、体力面や生活面を支えるのは保護者の役割。
子どものうちは「何をどれくらい食べるか」「どのタイミングで食べるか」を管理できないので、保護者の人が生活面で支えてあげましょう。
最近はレシピ本や栄養学の本がたくさん出版されているので、競技に合わせた内容を書籍などで勉強するのも1つの手です。
スポーツを通して子供を成長させるための親子の関わり方Q&A3選
頑張る子どもを見ていると、親も「どうしたらいいのかな?」と思う場面は多いですよね。
スポーツを通して得られるものは多いので、3つのよくある疑問を紹介していきます。
- 子どもにスポーツをやらせるのは親のエゴなのか
- 子どもを成長させるには親はどうすればいい?
- 子供がスポーツを頑張るメリットは何?
スポーツを通して親子一緒に成長していくためには、どんな考え方がいいのか。
そんなことを一緒に考えていきましょう。
1.子どもにスポーツをやらせるのは親のエゴなの?
スポーツを頑張る子どもをサポートすることや、応援する気持ちはとても大切なことです。
ただし、度を越して親の意思を押し付けてしまうとエゴになってしまうので、注意が必要です。
少し極端かもしれませんが、子どもに期待しすぎていませんか?
- 期待しすぎない
- 子供が興味のない事を無理矢理やらせない
- 頑張っている事に口出しをしない
- 精神論だけで話をしない
- 誰かと比較してダメ出ししない
- 「頑張って」の使い方を間違えない
- 勝手に子供の適性を判断しない
- 親が熱心になりすぎて子供の邪魔をしない
子どもは口出ししないと頑張らないときもありますが、強制されてもスポーツは上達しません。
「本当に辞めたかったら、いつでも辞めていい」くらいの気持ちで接してあげると、程よい距離感で応援できますよ。
2.子どもを成長させるには親はどうすればいい?
スポーツを通して子供を成長させるためには、自分で考えて行動させることが大切です。
自分で決断するのは難しいと感じるかもしれませんが、親の声かけ次第で簡単に自発的な行動が促せます。
- 今日の試合は負けちゃったけど、どんな所がダメだったと思う?
- 今日1番良かったところはどこ?
- 今度は、どんなことをすれば勝てるかな?
- どんなことを練習すれば、強くなれるかな?
その他に、ゴールデンエイジと言われる10~12歳にスポーツをしていると、その動作は一生忘れないと言われています。
その時期までにいろんなスポーツにチャレンジすることで、子どもの可能性を広げることができますよ。
3.子供がスポーツを頑張るメリットは何?
「体力をつけたい」という気持ちからスポーツを始める子もいますが、1番のメリットは人として成長できることではないでしょうか。
もちろん体の成長を促すこともできるので、いろいろな面でメリットがあります。
- 体力や筋力がつき体力が向上する
- 「走る」「跳ぶ」など基本的動作が身に付く
- 練習や試合で成功体験を積み上げていくことができる
- コーチへのあいさつなど礼儀が身に付く
- 目標を達成するための気力がつく
- 仲間への思いやりの気持ちが身に付く
- 集中力が身に付く
スポーツをすることで体力面・精神面ともに大きく成長できるので、興味のあることはチェレンジさせてあげてくださいね。
スポーツを頑張る子供を応援するなら資格を取得してサポートする方法もある
「なんでサポートするのに資格なの?」と思うかもしれませんが、親も頑張る姿を見せることが資格取得の目的です。
私自身アスリートフードマイスターという資格を取得しましたが、子どものために勉強する姿を見て「頑張ろう」と思ってくれたみたいです。
- 市販の書籍よりも初心者向けの内容でわかりやすい
- 1ヶ月ほどの勉強でスポーツフードの基礎知識が手に入る
- 競技で活躍するために何を食べたらいいのかが理解できる
- 成長期の子どもに必要な栄養がわかる
- 競技別の食事や摂取量がわかる
- 専門知識をもとに子どもにアドバイスすることができる
- 親もサポートを頑張ろうと強く思えるようになる
親が頑張る姿を見せることで子どもにも刺激を与え、支えあいながらスポーツを続けていけます。
とはいえ、資格取得には費用がかかってしまうので、最安値のスポーツフードスペシャリストで基礎知識を身につけるのがおすすめ。
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スポーツをする子どもを親は見守りながらサポートすることで成長する
かならずしも資格取得が正解ではありませんが、親子で楽しみながらスポーツに関われたら最高ですよね。
頑張る子どもをサポートすることで親も成長できるので、一緒に楽しみましょう。
スポーツを頑張る子どもを支えつつ、温かく見守ることが大切
結果よりも過程を大切にしていくことで、子どもは伸びる
親が頑張る姿を見せることで、子どもも頑張ろうと奮起する
スポーツは子供が主役なので、「やりたい」「楽しい」気持ちを大切にしてあげましょう。
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